いそだむ

おおよそ乙女ゲーム感想ブログ

グラサン陰険ジジイとクワァァァァァ


ジョーリィ√です。
もういいよ好きだよ認めるよジョーリィ好きだよ。

別キャラ√で散々好き放題やりまくって恨みを買いまくりながらもいけしゃあしゃあと館内を闊歩する年齢不詳のグラサンジジイ(見た目は若い)。しかも偉そう。めっちゃ見下してくるし。
きっさま覚えてろよフェリチータ嬢がそんな貴様を骨抜きにしてやるからなと息巻いてから早数週間、ついに骨抜きにすることに成功したわけですか、なんかもう………なんか…………成功した頃にはこっちも骨抜きになってました的な。刺し違えかな??ミイラ取りがミイラになってました的なそんな何かを感じざるをえません。

ストーリーの感想としては、ジョーリィくっそこの助平ジジイ好きだよって気持ちと、エルモかわいいいぃってひたすら頭抱えてた記憶しかありません…。エルモ本当可愛いんだよ…健気で素直で……。そういえば、エルモと接してる時のジョーリィは序盤からなんだかちょっと優しいですよね。利用価値が云々って物みたいに言う割には、エルモの質問にはちゃんと答えてあげるし、本を与えて何が一番面白かった?とか聞くし…研究の一環だとしても、ルカたちやリベルタのことを思うとすごくエルモのことを可愛がってやってる気がするのです。実の息子よりもホムンクルスの方に愛着を持ってるというのも…研究者気質甚だしいですが…………まぁ、実際問題、あれで好感度上がったんで乙女ゲー的には多分正解だったんでしょう。子供の相手をしてあげるジョーリィ好きでした。

このルートでは、ジョーリィとの仲を育みながらも、モンドを救うことにすごく重点が置かれます。っていうか、ここに来てようやくちゃんと重点においてもらえたねパーパ…よかったね……いままでまともに助かってたのノーマルエンドとルカ√だけだったもんね……。実はあんまりに多いのでもう見逃すことにしてたんですが、全ルートでパーパの話が出てくるにもかかわらず、きちんと助けるエンディングが少なすぎるのはずっと気にかかってたんですよ。みんな個人的な問題にケリをつけたのはいいけど、パーパのこと忘れてない??って。だから、ジョーリィ√はよくやった!!って気持ちでした。ルカ√でも思ったけどね。選択肢でパーパ絡みの返しをするともれなくアモーレポイント爆上がりのジョーリィには笑いましたけど。分かり易っていう。でもまぁ、本編でも言ってた通り、ジョーリィにとって、モンドは命の恩人であり、外の世界を見せてくれた人であり、居場所と愛をくれた人なんですよね。そりゃあもうモンドが全てになってもしかるべきなのかもしれないなって思います。だからこそ、モンド以外はどうでもいいし、彼を助けるためなら何を犠牲にするのも厭わないっていう態度をずっと崩さなかったジョーリィが、ただの駒だったフェリチータを、能力を制御できなかった場合の自分のリスクも省みずに助けようとするあの一連の流れはグッとくるのがありました。感情的な行動や言動に意味はないとまで言い切って、どこまでも合理主義だったジョーリィの情の部分を一番感じましたね…その前の、エルモに、ジョーリィもお姉ちゃんに忘れられて悲しいでしょう?という質問に、自分の心を確認するかのように、何度もああ、と答えるジョーリィも変わったなぁと感じました。4月頭の彼は、誰かに忘れられて悲しいなんて口にする人じゃなかったし、ましてフェリチータなんてどうでもいい人間だったんだろうに、いつの間にやら彼の中ですごく大きな存在になってたんですね。この辺で私はもう愛の偉大さに噎び泣きたいくらいだったんですけどね。このあとまさかあんなデレデレ助平ジジイエンドを迎えることになろうとは。期待しててよかった。

ここまで書いて思いましたが、ルカ√で、ルカは、ジョーリィは感情が欠落している欠陥人間だ!というようなことを言ってましたが、実はそうじゃないんだろうなと思いました。ただ、感情の全てがモンドだけに向いていたというそれだけで、まぁそれはそれで欠陥だといえばそうなのかもしれませんが、感情が欠落しているわけではなかったんだろうなと。じゃなきゃ懐いてくるフェリチータに絆されたりしないよなぁと。まぁ個人的には、感情が欠落してるというよりかは、頭の固いおじいちゃん、といった方が割としっくりくるなと最初から思ってはいたのですが。笑
ジョーリィとフェリチータは絆した絆されたっていう表現が良く似合いますね。

モンドも無事助かったことだし、ジョーリィはこれからだんだん丸くなっていって、徐々にみんなに馴染み出すんじゃないかなというか、そうだったらいいなと思ってます。馴れ合いはしないでしょうが、本当に、頑固で偏屈なおじいちゃんって感じになりそう。ルカたちとも和解して欲しいし、エルモにも不器用ながらも父親として愛情を注いであげて欲しい。フェリチータとくっついたことでジョーリィに起こった変化で何が一番でかいかって、やっぱり人に愛情を注ぐことを覚えたことじゃないかなと私は思ったりします。

で。エンディングですよ問題は。デビトもまぁやらかしましたが、このエロジジイはそのはるか上方斜め上行きましたよね。すーぐ尻触るし口説くしセクハラするしちゅっちゅするし尻触るし。まさかED12両方でやらかすとは…尻を触るな尻を。いや、ヤってないからいいのか…??(混乱)いや良くない。良くないきっと。美味しかったけどCERO:B的にはアウトです。いやほんとごちそうさまでした。さらちよみさん素敵なスチルをありがとうございます。ジョーリィ多分付き合い始めてから、ファミリーの前とかぐらいだったら平気で尻触るんだろうな…いや実際触ってたけど。ほんと、日常的にさりげなく尻触ったり腰に手回したりキスしたりするんだろうな。節操ないなジジイ。
イチャイチャといえば、偶然の出会いが終盤になって急に糖度を上げてきて焦りました。その前までにも、君に会いたいと思ってたんだ(被験者として)みたいなのはありましたが、後半になってやれ君が会いに来てくれて嬉しいだの、やれ私も一緒に行くとしようだの、どうせ被験者とかそんなんでしょ??って思ってたら言われっぱなしで終わってえっ、マジで????ってどれだけうろたえたことか。君が会いに来てくれて嬉しいって言い出したときはなんかもうPSP叩きつけたくなった。ジジイかわいいなおい!!!!!ってなった。
やっぱり彼も立派なレガーロ男ですねぇ…セリフが甘い甘い。甘いといえば、屁理屈こねながらもジョーリィが結局甘党っていうのは結構ツボでした。

ほんとに書き始めるとキリがない…長い………文章が長い………。
この辺でいい加減終わりますね。ジョーリィ√ほんとに楽しかった。ジジイあんた最高だよ。